海外から日本を見つめる

とりあえず、２０才で予定通り？憧れのアメリカに住みはじめました。

アメリカに住み始めるまでずっと実家暮らしの上げ膳据え膳、一人っ子で経済的にも何不自由ないという甘やかされぶりだった私。

１人で海外に飛び出し、アメリカに住み始めて、それはそれは大変でした😂

そのため、私の育児には「家事が出来るように」というのが優先順位にきています。

海外に住むといっても、場所や状況によって随分違うと思いますが、やはりどの国も長く住んでみれば外からは見えなかった好きな所やいい所もたくさん見えるし、それと同時にイヤな所や悪い所もたくさん見えるもの。

そして、「日本とは違う場所で住んだ経験」という日本との比較対象が出来る事で、日本に住んでいる時には見えなかったいい所も悪い所もたくさん見えるようになりました。

アメリカに住んでみて、色んなことがあったし、自分の価値観や考えもずいぶん変わったと思います。

実際、約１０年ほぼ一時帰国することなくアメリカに住んだあと、日本に帰国した時、家族も友人も私の変わりようにただただビックリしていました（笑）

日本にしか住んだことがなかった時は「日本なんて窮屈でつまらない。」と日本がそんなに好きじゃなかった私。

自分が日本人であることにも、なんの特別な想いもありませんでした。

でも、これって本当にベタな話だと思うけれど、アメリカに住んでみて、いかに日本が素晴らしい国だったのかを痛感しました。

とにかく日本のラップの切れ味は神業すぎるでしょ（笑）

もちろんラップだけでなく、ゴミも少なくキレイな道、時間通りにくる交通機関、言われなくてもちゃんと列にならぶ人たち、丁寧に対応してくれる店員さん。

そして、とにかく深夜でも母子だけでウロウロできる治安のよさは世界イチだと思う。

あと、海外で様々な外国人に出会い、彼らの自分の国に対する誇りと想いを目の当たりにするたびに、日本という自分の国に対して誇りを持つのはおろか、興味関心すら持てておらず、なんなら日本なんて・・と卑下するような気持ちを持つ自分がすごく恥ずかしくなりました。

日本で「愛国心」というと、なんだかすごくタブーな感じがするけれど、我が家のダンナを含め、「自分の国が好き！○○人であることに誇りを持っているよ！そんなのあたりまえじゃないか！！」と言い切る人たちと関わるうちに、そう言いきれない自分がヘンに思えてきたし、そう思えるっていいなと思うようになりました。

日本の中で日本を見ていてもわからなかったけれど、海外から日本を見つめる事でたくさん気づいたことがありました。

おうち英語はすごくいいと思っているし、たくさんの人が１０年後、２０年後に「やってよかった」と思えるおうち英語ができるように全力でサポートしたいと思っている。

でも、それと同時に、「国際」とか「グローバル」などという言葉尻ばかりを掲げ、英語力の優劣や、小さな場所での他人との比較に一喜一憂したり、海外などの外にばかり目が向きがちな英語教育界隈だからこそ、子どもたちには日本という国のよさ、日本人であることへの誇りを持てるような教育をすることも、「国際人」を育てる上で大事にしたいなと最近より強く思うようになりました。

海外から日本を見つめる経験。

日本人であることへの誇りを持てる教育。

ん－、これからの子ども達に、自分は一体なにができるかな！？

常に考えながらチャレンジしていきたいな！