言語化トレーニング5選

リサ
こんにちは~!
久しぶりに布団を買い替えた【#おうち英語ならSG】のリサです

 

ばやちゃんとはかれこれ10年くらいの付き合いですが、彼女はとにかくグルグル・モヤモヤしている事が多い。

 

ばやちゃん
ばや
なんか、なんか、なんかわからんけど!なんか、モヤモヤするねん!言語化できへんねんけどな!!

 

みたいに、「そのセリフの方が意味わからんけど・・・」と思う事をよく言っている。

 

逆に私はあまりそういう「なんかわからんけどモヤモヤするねん!」という事があまりない。

 

よく、本をたくさん読めば語彙や国語力(?)も増えて言語化が得意になるって聞きますよね。ばやちゃんは読書好きだし国語も超得意。勉強なんかしなくても、答えが読んでいればわかるという。作文や小論文も得意なんだそうです。

でも、いつも言語化に困っている印象。

 

私自身は、本もあまり読んでこなかったし、国語も作文・小論文も超苦手だったし、言語化を意識したこともないし、単に頭に浮かんだものを書いたり話したりしているだけなんですけど、なぜか言語化が上手だねと言われることが多い。

 

ん?読書の量、関係なくない??

 

私は単にたまたま言語化が得意だったタイプかもしれない。

でも、振り返ってみると、普段から言語化のトレーニングになるのでは?という事をしているなとも思うんですよね。

 

それらは言語化トレーニングの一つとして誰かの参考になる事があるかもしれないなと思ったのでツラツラと書いてみます。

 

まず一つ目。

ブログを書く。

 

私のブログは日記という側面もあるけれど、仕事上、私の人となりを「他人に」知ってもらう為に書いているものであり、読む人がわかるように書かないといけない。

もちろん、等身大の自分を出すのが私のモットーだから、むやみに飾ったりはしないけれど、自分しかわからないような文面ではダメ。

 

誰が読んでもわかりやすく書く。それだけをほんの少しだけでも念頭に置いて「人が読む事前提」で文章をたくさん書くというのは役だったかなと思う。

なので、ブログじゃなくても、日記やなんかしらの投稿とかでもいいから、そういう前提で文章を書く習慣をつけるのはいいのではないかな。

 

2つめ。X(旧Twitter)で毎日1ポストする。

人が読む前提の文章を書くという点では1つ目と似ているんだけれど、Xは140文字という文字制限があるのがポイント。

いかに短い文章の中で伝えたい事を盛り込んで誤解されないように書くか。

書きたい事を一旦書いてみるとたいがい長すぎる。なのでどこが削れるか。どこが言い換えられるか。ひたすら頭をひねる。

予約投稿もできるけれど、私は敢えて毎朝6時~6時半にポストできるように朝からネタを考えて時間制限の中で追い詰められた状態(?)で書くようにしています。

 

Xは「心の闇を吐き出す」のような使い方をする人も多く、それももちろん必要な人には必要だしいいと思う。

ため込むとしんどいからね。

ただ、人の目を意識した、心の想いを端的に言語化した投稿の習慣づけも試してみるのもアリかと。

 

 

3つめ。言語が苦手な息子との会話。

言語が苦手な息子は、自分の欲求、気持ち、言いたい事などを言葉で説明するのがとてつもなく苦手。そして、こちらの伝えたい事もなかなか理解できない。

なので、彼が言わんとしている事を拾って簡単な文章に言い換えて「こういうこと?」と何度も確認する。そして、こちらが伝えたい事も、何度も何度も、ゆっくりと、理解できるように言葉を言い換えながら、時にはジェスチャーで、時には絵を交えながら説明する。でも、ごくシンプルに。

ダメな事をした時や、そういう時はこういう風にした方がいいというアドバイスも、具体的に、簡潔に、そして何度も、ゆっくりと。

そういうとき、私はこうすれば彼の理解ゲージを攻略できるかも!?と、「どうやれば伝わるかゲーム」のような感覚でやっています。

それを15年以上試行錯誤してきて、理解や処理が遅い子にもわかりやすく言語化する力、伝え方がだいぶ身についた気がします。

 

日常で「なんで私の想い、わかってくれないのよ!!」ってイライラすることありませんか?

そういうときは、言語化と伝え方のトレーニング実践練習の場がキターーーー!!と思ってゲーム攻略がんばってみてください。ゲームは一度で完全攻略なんてできなくて当たり前。違うアイテム使ってみたり、違う戦略でいってみたり、リセットして日にちをあけてみたり、いつか攻略できる日を楽しみに、少しずつチャレンジできるといいですね。

 

4つめ。

普段から

①「あれ・それ」などの指示語

②擬音語で動詞や状態を伝える事

③一言で済む形容詞

を多用しないように気を付ける。

 

①「あれ・それ」などの指示語を多用しない

いやーー、年取ってくるとね、とにかく「あれ」「それ」とかが増えるんですよ。

それは仕方ない。老化だものw

でも、安易に「あれ、それ」を使って周りに脳トレさせず、自分でも少し気を付ける。

 

②擬音語で動詞や状態を伝える事を多用しない

関西弁は「ドーン行ってな!バーンなったらな!ガシャンや!それでええねん!」みたいに、擬音語でめちゃくちゃ通じるんですよ(笑)

それは関西弁のいいところでもあり、楽しいところだから全然かまわないんですが、人に説明するときにあまりにも多用すると肝心の「動詞」や「形容詞」が出にくくなるんですよね。だって擬音語で「なんとなく雰囲気が伝わっちゃう」から便利なんだもん。

 

でも、言語化トレーニングという面においては、それはあまり良くないかなと思う。

ドーン!と行くのはどう行くのか。

バーンなるのはどういう状態なのか。

ちゃんと言葉で説明する。

そのためには、関西人以外と話をする機会をたくさんもつといいのかもしれません(笑)

 

③一言で済む形容詞を多用しない

一言ですむ形容詞も「まとめてしまう」ので、簡単・便利だけど言語化という面ではイマイチだと思う。だから個人的にはあまり「モヤモヤしている」とか「ヤバイ」「エモイ」のような色んな意味で使える言葉を使いすぎないように気を付けています。

もちろんノリで使う事もありますけどね。

そして、子どもにもそういう言葉をなるべく使わずに説明しするように促しています。(とはいえ、うちの子たちはかなり言語化苦手タイプです😂)

 

最後の5つめ。

残念ながらこれは再現性がかなり低いのですが、1番言語化に役立ったと思う事です。

それは、コンサルをすること。

しかもばやちゃんと!(笑)

 

 

まずは人のグルグルしている悩みを聞く。もちろん、悩んでいる人の話はあちこちに飛んだり、事実と気持ちが入り乱れていたり、本人の思い込みや思考のクセをベースに話が進む。

その上で現状や問題点を把握して、言語化し、相手にそれで合っているか確認をする。

さらにとぎれとぎれの話や、気持ち、さらなる事実などをパズルのピースのようにバラバラに飛んでくるのを全部頭にいれてから、一気にパズルをといて、現状と問題点をまとめ、それを言語化して相手の理解度を確認する。

そして、考えた解決法を全て「言葉で」伝える。

相手の理解度を確認し、足りなければさらに「言葉で」伝える。

 

なんでもコツコツとした積み重ねとトライアンドエラーが大事だけど、言語化力もそれらが必要だと思う。

それを私はコンサルを通して10年近くやってきたことになる。元々得意分野だったのかもしれないけれど、そりゃこんだけコンサルやってたら言語化力、磨かれるわ。

 

言語化苦手!だからムリ!っていうのは簡単。

ただ、ほんの少しずつの改善への積み重ねは決して無駄にはならないはず。

「諦めたらそこで試合終了」ってほんと名言だと思う(笑)

 

もちろん、得手不得手があるのは当たり前。

だからこそ、言語化が不得意なら、ほんの少しずつ、できるところから日々念頭に置いて、ちょこっと意識してみることからすればいい。

 

言語化が得意なら、さらにそれに磨きをかけ、その能力を言語化が苦手な人のために使えばいい。

 

私はたまたま言語化力が得意なようなので、コンサルで苦手な人のお手伝いができたらいいと思う。

一方、私が苦手な事は得意な人に上手に頼りたいと思う。

 

みなさんも、自分なりの言語化力アップ、試してみてくださいね!

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