こちらの記事の続きです。
「国際結婚・親が英語を話せる」≠「子どもが勝手に英語を話せるようになる」ではない。
理由その1:「ハーフ」と言っても、いろんなハーフがいる。
そう、いろいろなハーフがいるって事は、アタマではわかってる。
でも、なんとなく、日本人が想像する、「いわゆるハーフ」って、白人ミックスのような気がするんですよね。
そして、なんとなく、英語が話せそうな雰囲気を持っているハーフを想像していると思う。
実際、「ザ・ハーフ」みたいなイメージの子が、バリバリの関西弁で「私、英語なんか、全くしゃべれへんねーん!」って言ってたら、「え!?」って思いません?
少しでも「え?英語しゃべれないんだ?」と思った人は、その驚いてる時点で、すでに「ハーフ(っぽい見た目の子)=英語が話せるだろう」って思ってたわけです。
でも、いろんなハーフがいますよね。
日本人×韓国人でもハーフだし。
ドイツ人×インド人でもハーフだし。
うちみたいに、メキシコ人(スペイン語が母語)×日本人(日本語が母語)
でも、子どもたちは、れっきとしたハーフなわけで。
うちは、たまたま二人ともアメリカで生活していて、アメリカで出会ったので、お互いの会話は英語というだけ。
でも、普通、日×墨のカップルは、日本語かスペイン語を話すはずだし、実際、日×墨の友達夫婦も、普段全てスペイン語で話してます。
先ほどあげた、日×韓なら、日本語か韓国語。
ドイツ×インドなら、ドイツ語かヒンディー語って考えるのが普通。
あと、住んでいる国にもよりますしね。
英語の「え」の字もない国際結婚家庭も多い。
ハーフだったら、なんとなく自然と「英語」に親しんでそう、というイメージはどこから来るのだろうか・・・・???
結論 : 英語に全く触れないハーフもいる → ハーフだから勝手に英語を話せるようになるわけではない。