母親というものは、子どもが生まれた瞬間に、その子がいとおしくてたまらない。
母親というものは、子どもたちを、全員、分け隔てなく平等に愛し、かわいいと心から思う。
そんな母親が理想であり、母親ならそれが当たり前。
なんだか、そんな風に母親はあるべきって思われているのではないかと思う。
いや、そんな母親であるべきと思い込んでるのは、実は母親である私達なのかも。
いつも書いてますが、私は「キラキラママ」という言葉というか、風潮が好きではないです。
→「キラキラママ」
でも、理想な母親みたいに見える部分だけが切り取られて、それが「ステキ」なことであり、あたかも皆がそうなりたい思っているように見えるSNS。
「子どもが生まれた瞬間に、なんてかわいいんだろう!と思った」って言ってたママもいます。
(私は違うけど。)
「自分の子は、全員、常にカワイイと心から思える。」っていうママも、もしかしたらいるのかも。
(聞いたことないんだけど。)
正直、子育てしてると、常に平等に愛せてカワイイと思えるなんて、アリエナイんじゃないかと思う(笑)
え?私だけ??
子どもたちを買い物に連れて行く。
子ども1
「これ買って~」
「じゃぁ、一つだけね。」
「わかった!どれにしようかな~♪」
子ども2
「これ買って~」
「じゃぁ、一つだけね。」
「いやーーー!!!!!
2コほしいぃいいいいいーー!!!!!!!」
ど・・・・どちらも平等にあいし・・・・
幼稚園に行く日の朝
子ども1
「朝ごはんさっさと食べてね~。」
「うん。」
「終わった?じゃぁ、お着替えしよっか。」
「はーい。」
子ども2
「朝ごはんさっさと食べてね~。」
だらだらだらだらだらだらだらだら
「終わった?」
だらだらだらだらだらだらだらだら
「もうお着替えしないと時間ないよ?」
だらだらだらだらだらだらだらだら
「もう、バスくるってば!!!」
「ようちえん、いきたくないー」
「でも、ちこくしちゃうよ?」
「ちこくしたくないー」
「じゃぁ、早く食べて着替えないと!!!」
だらだらだらだらだらだらだらだら
びょ・・・びょうどうに・・・・あいし・・・・(*_*;
いくら自分の子たちでも、もちろん他人であり、別人格。
生理的に合う、合わないもあると思う。
母親だって人間なんだから、イライラもするでしょ。
一人っ子だったとしても、かわいいと思えない事もあるのが当たり前なんじゃないかな~??
兄弟がいれば、なおさら、どうしても比べてしまうこともあると思うし、一方はカワイイと思えるのに、一方はどうしても…っていうこともあるんじゃないかな。
だから、子どもの事がカワイイと思えない事があっても、必要以上に罪悪感を感じたり、ダメなママだなって思ってしまったり、他のママは普通にできてるのにって凹んでるママをよく見かけるけど、あまり思い悩みすぎる必要ないと思う。
私もだし!(笑)