0→1,1→9,5→5,9→10

リサ
こんにちは~!
今年は桜を満喫した【#おうち英語ならSG】のリサです

 

「ないなら作れ」「あったらいいなを実現する」をモットーにSGをスタートさせ、ひたすらないものを作ってきた私。

 

私は、何かをみたり聞いたりすると「あ、これとこれを掛け合わせてやったらおもしろそう」とか、「え、こんなんあったらええやん!つくってまえ!!」と割とどんどん思いつくし、それが得意なタイプなのかなと思う。

 

そう、いわゆる、ゼロからイチを作りだすタイプ。

 

で、そういうゼロ→イチが得意な人って、何かを立ち上げたり、リーダー気質だったりするし、創り出す力は人から羨ましがられる事も多い気がする。

 

親は子どもにそういう「クリエイティビティ」や「リーダーシップ」的要素を持って欲しいなと思う人も多いのでは?

 

だけど、そういうタイプが優れているわけではないですしね。

 

考えてみたら、ザックリ分けてこの4つのタイプが思いつく。

 

①ゼロイチタイプ→何もない0のところから、新しいもの=1を創り出すのが得意な人。

②拡大タイプ→すでにある1を、大きく9にまで持って行くのが得意な人。

③キープタイプ→すでにある1~10を、小さくすることなく、そのままの大きさでキープするのが得意な人。

④仕上げタイプ→ほぼ完成型の9のほつれを見つけてカンペキな10に仕上げるのが得意な人。

*タイプの分け方や名前は勝手に私が普段思っている事をカテゴリ分けしただけなので、ちゃんとしたリソースとかがあるわけではありませんよ。

 

世の中にはいろんな人がいるからうまく回っている。

特定のタイプの人だけが存在していてもダメだし、どのタイプが優れていて、どのタイプが劣っているわけでもない。

 

だけど、①や②の人が目立ちがちで、特に③の「そのままの大きさでキープするのが得意な人」はなんとなく軽視されてる事が多い気がする。

 

例えば仕事では、私は基本的に何かを思いついて、何かを創り出し、実際にカタチにするところを主に担当している。

でも、それだけではダメで、ある程度カタチになったものを落ち着いて(←これ大事w)キープ・安定させることができる人の力が必要なんですよね。(もちろん、なるべく自動化して「人」の力に頼らずにできるようにするのも大事だけど)

 

事務の仕事や、裏方の仕事って、③や④の地味な感じに思えるけど、やっぱり縁の下の力持ちというか、それがないと結局①だっておじゃんになっちゃうよな~と。

 

事務の仕事をしている人たちと話すと、「私は事務しかできない」「私の仕事なんて誰でもできる」と、ネガティブ感漂う意見が多かったり、「ゼロ→イチが出来る人になりたい」という願望を持つ人が多かったりする。

 

でも、ゼロイチが得意なものの、すぐに「こうしたほうがいいかな!?」と変えがちな私から見れば、すでにあるものをちゃんと小さくも大きくもせずにキープする事ができるのは本当にすごいと思うし、私にはなさすぎるスキルで羨ましい。

 

ミスが多く、最後の詰めが甘すぎる私にしたら、漏れを見つけてカンペキに仕上げるのが得意な人がうらやましい。

 

事務の仕事をお願いしている人たちは、みんな本当にちゃんとキープしてくれて、漏れを見つけてくれる。

私がどんなにがんばっても努力しても全然できない事をサラッと(?)やってくれて、本当に助かるし、私が仕事を回せるのはそういう人たちが支えてくれるからこそ。

 

いろんなタイプの人がいるからこそ、持ちつ持たれつだよなぁと思う。

 

最近、「私は事務が好きだけど、そんなの誰にでもできるし…」という方々と話す事が続いたのでこんなことをぼんやり思った。

 

事務は決して「誰でもできる」仕事ではないと思う。

事務ができるってすごい。

実際、私は事務作業をしてくれる人が必要だしとてもありがたい!

 

自分の得意な事がどんな事であっても、例えば地味な感じだったとしても、必ず誰かにとっては必要であり、存在価値があるという事を誇りに思えたらいいのかなと思う。

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