情報交換という名の情報搾取

リサ
こんにちは~!
ちょっと風邪気味かも?の【#おうち英語ならSG】のリサです

 

「情報交換しましょう」ってよく聞くけど、これって聞こえのいい、無料の情報搾取にもなり得るよなと思う事がある。

 

もちろん、実際にはその情報交換の場に参加したメンバーがみんな同じ量の情報を持っている事なんてないわけだし、誰かは情報をよりゲットできて、誰かは情報をより提供することになる。

 

 

私自身も「情報交換」と称した集まりに参加したものの、提供できるネタがほぼなく、情報をいただくばかりになって申し訳ないな・・と思ったこともある。

逆に「情報交換」できたらと思って参加したものの、誰も自分以上の情報をもっておらず、提供するばかりで何も新しい事は得られなかったなということもある。

 

じゃぁ、提供するばかりだと損なのかというと一概にそうでもない。

やはり提供することで人助けにはなるし、人に教える事で学べることもあると思う。

 

情報を主に受け取る側の人も、もちろん単純に有益な情報を得られてお得だけど、今は交換できる情報がなくてもいつか経験を積めば共有できることもあるかもしれないし、「情報をもらえてありがたかった」という感謝があれば、何かしら別のところでそれを還元しようという気になるのは周りの人にとってもお得になる。

 

どちらにとっても、いい面だけみれば「情報交換」ってある意味コミュニケーションでもあり、みんなが成長していく上でどんどんしたほうがいいものなのかなと思う。(もちろん、情報も質のいい・悪いがあるので情報を得る事が全ていいとは思わないけれど。)

 

一方、明らかに情報を持っていない側の人が、明らかに情報を持っている側の人に「情報交換しましょう!」と誘うのはどうなんだろうと思うケースをよく見かける。

 

情報量の差が圧倒的に違っていて明確な場合、それは「情報交換」ではなく、「(無料で)情報をください」と同意だと私は思う。

 

ちょっと「情報交換」とは違うけれど、先生をしている友達や、とある専門分野を持つ友達が、周囲から気軽に「○○教えて~○○やって~」「○○の情報教えて~」と明らかに無料で頼まれごとをされて困惑している話をよく聞く。

普段有料で教えたり専門分野のスキルを売っているのに、なぜそれを友達・知り合いというだけで無料で得られると思うんだろう。

 

特にその情報やスキルが長年の経験によって培われたものであればあるほど、大概は、本やネットの情報を集めたものを伝える情報よりも価値があるものであり、それに対する対価は必然的にあがって当然ですよね。

 

もちろん、提供者側が納得さえしていれば、無料で情報を得るのは全然かまわないと思う。

「情報を教えてください。」と多数に伝えれば、納得できる人だけが提供するだろうし、それも全然かまわないと思う。

 

ただ、1対1で「情報を教えてください」と言われると断りにくい人も多いと思うし、(実際に断れずに困っている友達が何人もいる。)明らかに価値のある情報を持っている人に対して、受け取る側から「情報交換」と称して情報を無料で得ようとするのは、情報搾取に他ならないのでは?

 

自分にとっては気軽に「情報交換」できたらラッキー♪くらいだとしても、相手がその情報を得るのにどれだけの時間と労力を積み重ねてきたのかを常に想像するように気を付けたいですね。

フォロー&いいねしてもらえたら嬉しいな^^

 ●リサの頭の中の最新記事8件