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前から思ってたんですが、最近、特に思う。
おうち英語をしている人の一部に蔓延しているコレ。
「プレイデート信仰」
これ、ほんまに、なんとかならんのか??
<パターンその①>
「おうち英語」やってま~す。
インプットは家でがんばってま~す!
ちょっとした単語やフレーズも言うようになりました~!
さ、次は、アウトプットの場、おうち英語には、欠かせない「プレイデート」だわっ!!
<パターンその②>
「おうち英語」やってま~す。
インプットもがんばってやってま~す!
でも、なかなかアウトプットが伸びないのよねぇ・・・・。
アウトプットの場が足りないんだわっ!
「プレイデート」やらなくちゃ~!!
そう、もちろん、「プレイデート」って、すっごくいいと思う。
ママたちだっていろんな情報交換できるし、子どもたちも刺激を受けたり、アウトプットも伸びると思う。
きちんと「おうち英語」に取り組み、他の人への思いやりも忘れずに、人としての付き合いを大事にした素敵なプレイデートを作り上げているママたちももちろんたくさんいると思う。
そんな「プレイデート」なら、それぞれのおうち英語ライフにはなくてはならないものになると思うし、子どもたちが大きくなってからも付き合っていける関係になれると思う。
でも・・・・
なんか、プレイデートさえうまくいけばぐんぐんが英語が伸びると思ったり、逆に、プレイデートがないからおうち英語がうまく行ってないんだと思ったり、「プレイデート」信仰がハンパない人もすごく多いと思う。
で、必死に「プレイデート」相手を探す。
いろんな会に顔を出し、ちょちょっとしゃべって、おうち英語をしている親子と知り合えたら、即、こうなる。
「いつ、プレイデートします???」
おいおい、ちょっと待て。
順序、おかしくないか???
さらに、そういう人は、たいがい狙っているターゲットがいる。
そう。
「自分の子どもより、英語ができる子たち」がターゲット。
「ペラペラキッズに絡んでほしい。」
「うちの子の英語力を引き上げてほしい。」
「英語でリードしてほしい。」
「アウトプットを促してほしい。」
もちろん、その気持ちも、よーーーーくわかるんです。
だれだって、自分の子どもたちよりも英語ができる子たちと遊んでほしいと思います。
でもね、プレイデートっていうのは、テイのいい、無料プライベートレッスンじゃないんです。
自分の子よりも英語力があってメリットがある相手というのは、相手にとったら、英語面では特にメリットがないんですよ?
それでも相手が、自分たちと一緒に遊んだり交流したりしたいなと思ってくれるような関係が築けてないとダメじゃないですか?
自分たちにメリットがあるような相手だけに媚びたり、お近づきになろうと必死になっている姿、周りは見てますよ。
そして、ちゃんとわかっている人たち(つまり、おうち英語をうまくやっていける人たち)は、その姿をみて離れていきます。
残ったプレイデート候補は、結局、同じように自分たちにメリットだけを考えている人だけになるんじゃないかな。
とにかく自分たち親子にメリットのある「プレイデート」を探し回ってる人たちへ。
そういう考えで「プレイデート」の相手を探している間は、きっと本当の「おうち英語仲間」は見つからないと思います。
それがしたけりゃ、まずは、自分の子どもよりも英語力が低い子たちとプレイデートをたくさんしましょう。
自分たちに英語面で何もメリットがないプレイデートで奉仕精神を養い、相手の立場を理解しましょう。
この意味がちゃんと分かったとき、きっと、その時にこそ、本当に「理想のプレイデートの相手」が見つかるんじゃないかなと、私は思います。