「楽しい♡おうち英語」という幻想

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育児を楽しもう♡

おうち英語を楽しもう♡

おうち英語って簡単♡

 

 

って言うけどさ〜

今週のピックアップはこちら。
 12/22(土) 「おうち英語簡単にできるよ!」の後。

 

いやー、そうできるのが理想だとは思う。

 

でも、たぶん、「おうち英語って楽しすぎ♡」なーーーんて思ってる人、

ほんの一握りもいないんじゃないかな?と思う。

 

みんな試行錯誤だし、いつも悩んでるし、これでいいのかな?って不安だと思う。

みんなが「楽しい♡おうち英語」!っていうのは、幻想じゃないかと思う。

 

 

ちょっと、話は変わるんですが、「母乳育児」って、なんとなくステキな感じしません?(笑)

よくあるじゃないですか。

 

穏やかに母乳を飲む、かわいらしい赤ちゃん・・・・

それをにこやかに微笑むママ・・・・

 

16年前の私の中では、「母乳育児」は、そんなイメージ画像でした。

長女を生んだ後、授乳も沐浴もなにも教わらずに、出産後2日で、アメリカの病院をほうり出された私。

 

経験ゼロ。
知識ゼロ。
親戚ゼロ。
ママ友ゼロ。
アドバイスゼロ。
ネット検索ゼロ。

 

そんな状況だった私は、赤ちゃんの口に乳首をつっこめば、

だれでも簡単に「母乳育児」ができると思ってました。

 

だから、何も知らずに、ただ、長女リリの小さい小さい口に乳首をつっこんで、

「母乳育児」をしました。結果。

 

話が違うやないかーい!!!!

 

なぜか長女リリは、常にギャン泣き。

(実は母乳が出てなかったなんて思いもしないし、体重計もないしでわからなかった。)

 

乳首はあちこちで切れまくり。

(マッサージの存在も聞いたことないし、深くくわえさせる方がいいなど、知るわけがない。)

 

乳腺炎になりまくりで、高熱でフラフラ、胸はガッチガチ。

(乳腺炎という症状も知らず、高脂肪のものを食べまくってたし、ただの風邪だと思ってた。)

 

授乳のたびに出産よりもすごい激痛。

阿鼻叫喚の地獄絵図とは、まさにこのことだと思った。

 

 

授乳時間は、「ステキな母乳育児」タイム~!?

冗談じゃない!!!!(笑)

 

 

リリが少しでも泣けば、授乳タイムがやってくるという事。

もはや、処刑寸前の恐怖におののきつづける毎日。

 

授乳をするも、カチカチになった胸の痛みと、吸われる1秒ごとにくる激痛に、

泣きながらひたすら耐えしのぶ、授乳という名の拷問でしかない(笑)

 

ちゃんと、イメージ通りに「母乳育児」をしてるはずなのに、何もかもがうまくいかない。

当時、25歳だった私。

 

ギャン泣きしつづける長女を目の前に、血だらけの乳首とともに、途方に暮れた初めての育児。

なんだか、みじめすぎて泣いた。

 

 

そして、ずっとギモンだった。

 

おかしーなー。

母乳育児って、誰でも、簡単に、楽しくできると思ったのになぁ???

 

というか、雑誌とかにはそういうのしか載ってないんだけどな?

今ならわかる。

 

現実は、乳首が切れてるママもそこら中にいたんだって事。

現実は、微笑みながら授乳してるママばかりじゃなかったって事。

 

1人目の子でも、何も知らなくても、乳首を赤ちゃんの口に突っ込めば

微笑みながら母乳があげられるような人もいる。

 

だけど、母乳育児というのは、色々なノウハウ・テク・やり方があって、

さらに親の体質で母乳が出やすいかどうかも違うし、

復帰するかどうかなどの生活環境もあるし、カタチは本当に様々なのだという事も、

みんな悩んでるんだという事も、今ならわかる。

 

16年前、

 

「ステキな♡母乳育児ができてなくても、みんな一緒。

落ち込むことないよ。

自分だけがみじめな気持ちになってるんじゃないんだよ。」

 

と、励まし、教えてくれる人が、そばに一人でもいてたら、どんなに救われただろう。

 

「そうだね。しんどいね。

こうやってやってみればどうかな?

もうちょっとうまくできるかもよ?

できなくても、一緒にできる方法を考えてみよう。」

 

と、がんばっている事を認めてくれて、共感してくれて、

的確なアドバイスとともに自分と同じ目線で伴走しつつサポートしてくれる人がいたら、

どんなに心強かっただろう。

 

 

そうしたら、16年前に経験したみじめな母乳育児も、

少しは「すてきな母乳育児」に近づいてたのかも。

 

でも、そのみじめな経験が、今のSGのサポート理念に、確実につながってる。

人生、どんな経験にも無駄はないですね。

 

「楽しい♡おうち英語」は正直、幻想かもしれない。

だけど、会員さんが「楽しい♡おうち英語」に少しでも近づけるように、

16年前に私がほしかった心のよりどころを、SGを通して少しでも提供できればいいなと思う。

フォロー&いいねしてもらえたら嬉しいな^^