おはようございます!
SG館長のばやです!
このたびの台風19号で被災された皆様に 心よりお見舞いを申し上げます。
私が高校1年生の時、鹿児島で8・6水害という水害がありました。
当時、夏休みに入っていて、友人と私の二人で、私の祖母の家(指宿)に自転車で行ってみようという、今思えば若いって素敵だなーというイベントを企画した私。
前日は友人の家に泊まっていたのですが、結局朝からの雨で出発できず。
友人の家でウダウダしていたのですが、昼過ぎに友達のお母さんが
『ばやちゃん!甲突川が氾濫してる!』
とベランダから外を見て、慌てて友達の部屋に呼びに来た。。。
私の家はそこから徒歩一分の向かいのアパートだったのですが、太ももまで浸かって歩いて帰りました。
当時一人暮らしをしていた私、夜は一睡もできず、ただただ、これからどうなるんだろう。。。という不安しかなかった。
次の日、電車で実家に帰るか、指宿の祖母の家に行こうと思ってたけれど、電車なんて動くはずがない。
そんな当たり前のことも気付かないぐらい、無知だった。
断水したので、どうしたらいいんだろうと思っていたら、中学の時のお友達のお母さんから連絡があり、車が通れる道まで出てこれたら、迎えにいってあげるよ!!と温かい言葉をいただき、甘えることにしました。
その子の家は市内だったのですが、田舎の方だったので、被害がなかったのです。
私は家を出て水のひいた道を2時間歩いて道の状況を確認。当時は携帯がなかったので、一度家に帰って友達に連絡を取り、また2時間後に落ち合おうという話をしてまた歩く。。。。
でも、心配して声をかけてくれる友達家族のおかげで、本当にありがたい事ですが、1週間過ごさせていただきました。
川には車が浮かんでいる。町はゴミだらけで異臭がする。しばらくたつと、泥が乾いて土埃となり、町は消毒薬のにおいであふれかえる。
そんな光景。
しかもその時『100年に一度の水害』って言われたのに、1カ月後にまた甲突川が氾濫した。。。
100年に一度違ったんかい!ってどこに怒りをぶつけていいのかわからなかった。
本当にあの当時の状況は忘れられないです。
今回の関東地方の凄まじい被害を目にするたび、あの時の自分の気持ちが思い浮かんできます。
遠く離れた私にでもできることってなんだろう。
コーヒー我慢貯金をして募金にかえたいと思います。