来週から娘達が通う小学校で、英語授業にボランティアとして参加する予定です。
当面は娘の学年(5年)だけですが、自分から言い出したボランティアとはいえ、もはやALTの代わりとしてカリキュラム作成から教材の用意、レッスンプランなどすべておまかせします!
慣れてきたら6年もよかったらお願いします!という状態なので、ちょっとプレッシャー(;^_^A
先生方は「指導案どおりでも全然構いません」とおっしゃってくださっているのですが、それでは私がボランティアとして入る意味がない!!と思うので、思い切って改革したいと思います。
前にも言っていたように、フォニックスは絶対に導入したいと思っています!
指導案をみると、フォニックスは全く導入されておらず、5年で大文字とその読み方
(もちろん、フォニックスの「ア・ブッ・クッ」の音読みではなく、
「エー・ビー・シー」という名前読みの方)、
6年で小文字とその名前読みがあるだけです。
でも、4年でローマ字、そして5,6年で名前読みを先にしてしまうと、
中学から本格的に始まる英語授業でも、
英単語を英語の発音で読めるようになるのは難しいと思います。
「ローマ字」と「名前読み」と「カタカナ英語」の知識を総動員して、
なんとかして、例えば”moon”をモーンと読んでしまったりすると思うんです。
“oo” がフォニックスのルールでは「ウッ」もしくは「ウー」と読むという事を先に学んでおけば「ムッ」「ウー」「ン」を足して「ムーン」になる事は容易に推測できます。
もちろん、フォニックスには例外もたくさんあります。
ルールにあてはまらない単語は”sight word”と呼ばれ、そのまま覚えなくてはならない単語です。
音とスペルの関連性を学ばずにいると、一つ一つの単語のスペルをひたすら書いて単語テストのたびに覚えて、必要がなくなれば、また忘れてしまうということになりかねません。
もしかしたら、皆さんもテスト前にスペルを覚えるため、無理やり”beautiful”をベアウティフルと覚えようとしてしまったり(←これ、私の事です。)、語呂合わせで覚えたりしたことはありませんか?
でも、それは英単語のスペルと日本語訳を覚えただけであって、頭の中では完全にカタカナ読みの英単語のはずです。
すると、実際会話の中でその単語が使われてもカタカナ読みと英語の読みがかけ離れているので聞き取れない
↓
「英語を勉強したのに使えない」という悪循環に。
そこでフォニックスをある程度学んでおくと・・・
単語の読み方をきっちり練習すればルールにあてはめてスペルを推測する事が可能になります。
すると、英語の「音」と共に覚えているのでスペルはもちろん、
単語自体も、日本人に多い「読めるけど聞き取れない。」という事にもなりにくいです。
一つ一つの単語を覚えていく方法をとって膨大な時間をかけて非効率的に覚えるより、
フォニックスを上手に使ってスペルを覚え、
残りの時間を”sight word”を覚える事にかけたほうが、よっぽど効率的です。
小学校5,6年の限られた時間でどれだけできるのか。
小学校教師の経験がない私がはたして小学生相手にちゃんと英語の授業が出来るのかさえ不安ですが、
「英語の授業をいっぱい受けて、宿題もやって勉強してきたのに全然使えない。」
と落胆する子ども達を一人でも減らすため、
「英語ができるから好きになった。だからもっと自分で勉強して使える英語を身につけたい。」
と思う子ども達を一人でも増やすために微力ながら出来るかぎりのことをしたいと思います。
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2013年6月29日(土)10:00~13:00
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2013年6月の読み聞かせ会の予定は・・・
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