中2になる長女リリが、最近、テストの結果を持って帰ってきました。
そういや、随分前に問題冊子だけ見せてくれたっけ。
最近、英検以外のテストも大学入試の判定材料に使われることも多く、その中でも、なかなか注目度があがっているテストの1つがGTEC(ジーテック)。
英検みたいな合否判定がでるテストではなく、TOEIC(トーイック)やIELTS(アイエルツ)みたいにスコアが出てレベル判定するタイプのテストです。
GTEC はベネッセがやっているテストで、大きく分けて3種類。
1、大人用の「GTEC」
2、高校生用の「GTEC CBT」
リスニングとリーディングだけでなく、スピーキングやライティングテストなども含まれていて、4技能を測るのが特徴。
3、中高生用の「GTEC for students」
こちらは、スピーキング以外の3技能を測ります。
*オプションでスピーキングテストもあるみたいです。
さらに、3の「GTEC for studentsの中で3レベルにわかれていて・・・
1、Coreレベル(主に中学生向け)
2、Basicレベル(主に高1~高2向け)
3、Acvanceレベル(主に高2~高3向け)
今回、中2の長女が受けたのは、もちろん、GTEC for studentsの一番下のレベルのCoreレベルのもの。
例えば問題はこういう感じ。
リスニングだったら、
「あなたはホームステイ中です。ホストファザーからの留守電メッセージを聞いて答えなさい。」
そして、選択肢はほぼ全部、絵でかいてあるという^^;
普通に選択肢が英語のパートも最後にありますが、選択肢は全て「単語」です。
リーディングは、まぁほぼ英検みたいな感じかな。
ライティングはもちろん記述式で、今回のお題は
「あなたの好きな天気はなんですか?一つとりあげて、なぜそう思うか、その理由を書きなさい。」
でした。
で、テストの結果が返された日。
のんきな長女は大喜びで帰宅。
「マミー、見てみて!
満点やで~! 校内1位やで~!!」
ちょっとちょっと!
このテストは中1から英語をはじめた子達が受けるものですから。
まがりなりにも14年の英語歴がある、あなたは満点じゃないと困りますけども!!
まぁ、満点といっても、Coreレベルの中での満点なので、GTEC for students(0点~810点)の中でとれるスコアの上限はきまっていて、上限440点だそうです。
フルカラーで8ページに渡る、なかなか予想以上に豪華な(?)スコア表でした(笑)
スコアの他にも「グレード」が設定されてて、1~7段階のレベルでグレード判定がでます。
なんかややこしいな~(笑)
総合440点はグレード4だそうです。
ちなみに、グレード4は「高校英語中級レベル」で、「海外ホームステイや語学研修で楽しめるレベル」なんだそう。
一番上のグレード7は「大学での専門教育を英語で学べるレベル」だって。
今のカリキュラムで、どれくらいの子達がそのレベルまで上がるんでしょうね??
もうすぐ、小学校でも英語が教科化され、中学でも英語で英語を教えるのが始まりますよね。
正直なところ、
うーーーーーーーーーーーーーーん。
としか言えんな~・・・・・・