先日、突然、長女リリが聞いてきた。
「この例文、ヘンじゃない??」
英文法の授業で、小テストがあったらしい。
現在習っている単元は「受動態」だそうで。
「受身」ってやつですね。
例えば・・・・・
We call the girl Lisa.
(私たちは、その女の子をリサと呼ぶ。)
これを、「受動態」に変えると・・・・
The girl is called Lisa by us.
(その女の子は、私たちにリサと呼ばれている。)
となります。
受動態にするときは、動詞の部分が、基本的にこんな形に変わります。
「be動詞 + 動詞の過去分詞形」
そういえば、そんなのやった記憶がうっすらあるな~(笑)って方も多いはず。
で、リリが「ん??」と思った例文はこちら。
まずは、普通の能動態。
The news made us sad.
(そのニュースは、私たちを悲しませた。)
それを、受動態に変えようとすると・・・・・
日本語はこうなります。
「私たちは、そのニュースによって悲しませられた。」
・・・・ん?この和訳こそ、ヘン???(笑)
受動態にするテストの答えはこちら。
We were made sad by the news.
んーーーーー、確かに、そうなんだけど・・・・・
こんな風に言う人いるか~??(笑)
長女リリも、「こんな言い方する~!?」と腑に落ちない感じ。
といっても、私や長女は「ネイティブ」でも、「バイリンガル」でもないし。
ということで、ネイティブの友達に聞いてみたところ・・・・
「そうだな~。確かに文法的には正しい文章だけど・・・・
ちょっとヘンな感じだよね。
“We were saddened by the news.”
の方が、より普通っぽい言い回しかな?」
ですよね~。
もちろん、「受動態」のカタチをしっかり勉強するには必要なんだろうけど・・・。
せっかくなら、その作った例文が、自然と日常生活で使えるような例文なら、よりいいのにな~。