同調するのが暗黙のルールなのか?

「うちのダンナさぁ~、こんなこんなでぇ~、ほんと、ムカつくのよぉ~」

「え~、うちもぉ~」

「うちなんてさ~、きいてよ~」

 

もし、自分はダンナに特に文句もなく関係良好なんだけどな・・・・って人、ここでなんて発言しますか?

 

 

 

「うちの子さ~、このレッスンの先生、厳しすぎていやがっててさ~」

「え~、うちも~!」

「あんなに厳しくしなくてもいいいよね~。やめようかな~。」

 

もし、自分はこの先生の事、厳しいけどいいんじゃない?と思っていたら、どういいますか?

 

 

いろんなママたちと話していると、どうもこういう時に「反対意見は言わず同調する方がいい」という「暗黙のルール」的雰囲気を感じる人が多いらしい。

 

自分はダンナとうまくいっていても、それは言わない。

厳しい先生がいいなと思ってても、それは言わない。

「そうだよね~。」となんとなく同調してしまう。

そして、なんとなく居心地の悪さを感じて疲れる。

だけど、本音を言うのはできない。

これ、なんでなんでしょうね?

 

もちろん、言い方にもよると思いますが、一人だけ「夫婦関係が良好」だというと妬まれるんですかね?

 

みんなが嫌がっている先生の肩を持つと、なにいい人ぶってんのよって思われるんですかね?

 

もしくは、そう思われそうなのがイヤって思うから同調してすませるんですかね?

めんどくせ(笑)

 

ダンナの愚痴を言う人がいてもいい。

でも、ダンナと仲いい人がいてもいい。

とある先生が気に食わない人がいてもいい。

でも、その先生のことを気に入る人がいてもいい。

 

グループのほぼ全員がこうだと思っていても、「えー、そうかな~?私はこう思うんだけどな。」って言ったっていいじゃないか。

 

どの人の意見も、ただの「いち意見」としてとらえるべきで、「反対意見を言う=その人を否定する」わけではないんだから。

 

そこから「なるほど~、そういう見方もあるな。」と、また新たな視点が見えるかもしれない。

 

「いや、やっぱり~だと思うけど、そこについてどう思う?」と、お互いの意見を深めあうこともできるかもしれない。

 

 

SGでは、どの人のどんな意見でも平等に尊重されるべきだと思っていろいろなやりとりをしているし、月1回の日本語ゆるディスカッションの企画も、どれが模範解答でもなく、どれが正しい意見でもなく、それぞれが思う事(それが例えトピックからずれていってたとしても)を書けばいいし、それに対して本当に賛同する人は同調すればいいし、違う意見がある人はそう書けばいい。

 

 

私も、ダンナの愚痴をいう人の話は聞くし、「へ~、そうなんだ~。それは言われたらイヤだね。」とそう思う事はそういう。

だけど、ダンナとは仲がいいので、話を振られても「うちはそういう事はないな。」と普通に言う。

 

 

先生の悪口を言っている人の言い分は聞くし、「へ~、そんな風に思う人もいるんだね。確かにそれが本当なら○○ちゃんはいやだっただろうね。」と本当に思う事は言う。

だけど、その先生が好きだったら「でも、私はあの先生のこういう所がいいと思ってるから好きだけどな。」と普通に言う。

 

 

先ほど書いたように、もちろん、言い方・書き方には注意が必要だとは思うけど、そういう「同調への暗黙のルール」的な事は気にするだけ無駄だと思うし、気を使いすぎるると、いざ本音を言うときに重く感じると思う。

 

それに、そういう暗黙のルールを気にしなければならないような人ばかりが集まっているところは、自分にとってプラスになるものもたいしてない(笑)

 

やっぱり、気を配らなければならないところには気を配りつつも、気を使わなくていい所には無駄に気を使わず、飾らず、常に等身大の自分と、本音で人と関わる事が大事なんじゃないかと思う。

 

そうすれば、人としてお互いに高め合えるような関係をもてるんじゃないかな。

 

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