京都の掟と、迷えるガイジン

ご存知の方も多いように、私たち家族は、京都に住んでいます。

 

外国人観光客もたくさん来るし、京都在住の外国人も多いので、街で外国人をみかけるのはごく普通のこと。

 

金閣寺、御所、清水寺などなど有名な観光地がたくさんあり、ニホンダイスキ外国人が喜びそうな京都に住んでかれこれ5年?のうちのメキシカン。

 

まあ、彼は日本文化に全く興味はないし、いわゆるニホンダイスキ外国人ではありません。

ただ、京都に住む以上、ある掟をなんとか守って欲しいのですが、完全に無視。

ほんと困る。

 

 

それは…

京都の掟「東西南北で場所を伝えること」

碁盤の目のようになっている京都では、場所を伝えるとき、住所はあまり大事ではなく、「通りの名前」と「方角」が命なのです。

 

 

例えば、そのレストランは、◯◯通りを東へ一本、北へ二本上がったとこにあるよ。

とか、待ち合わせは◯◯◯◯(交差点は、交わる二つの通り名をくっつけます)の東南角でね!とか。

 

こんな感じで、誰がどこにいても、頭の中に、北を上にした地図が頭の中にあって、東西南北で説明する感じです。

 

 

なのに…!

 

うちのダンナは、それをいくら説明しても無視。

 

先日も、とある店で買ってきて欲しいものがあるとダンナに言われ。

どこにその店があるのか説明してくれたのですが…

 

あ!簡単だよ!◯◯通りをまっすぐいって、サークルKの後ろ側の道を左に曲がって、

ちょっといったら、見えるから!

 

 

いやいやちょっと待て。

 

 

まず、「まっすぐ行く」って、どこからスタートしてる?西に向かってるのか、東にむかってるのか。

「後ろ側」ってどっちやねん!?普通、建物の「後ろ」には、道ないよな??

左に曲がるて!どっちの方向向いてるかによって、左って変わってくるやん!!

いつもこんな調子で場所の説明をしてくるので、むちゃくちゃイライラします。

「何度も言ってるのにわからないのかい!?だから、後ろ、ビハインドだよ!」

「左に曲がるんだよ、え?北か南?そんなのわからないよ、とにかく左だ!」

 

 

もー、ダンナに場所の説明されると面倒!

そして、こっちの素晴らしい説明が通じない。

四条烏丸から一本南を少し東にいったとこで待ち合わせね!

確実にわかりやすい説明なのにダンナは不満げ。

それどこ?四条烏丸から、左?

 

だーかーらー!どこの位置でどこ向いてるかによって、左は変わってくるでしょ!!

ダンナに場所を説明するのもイライラする!!

 

 

はやく、京都の掟を学んでくれー!!

 

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