子どもを育ててると、「なんでこんな事ができないの?」って思う事、ありませんか?
他の子はみんなできてるのに、なんでうちの子はこれができないの?
こういうところは出来てるのに、なんでここの部分はできないの?
がんばればできるはずなのに。
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小6になるジョージは、普段の授業にほぼついていけてません。
どうしても、理解力、とくに言語的理解力が低くて、語彙力、国語力は壊滅的だし、概念的なものの把握が難しい。
例えば、算数も、2年生くらいまでの内容は具体的な数で考えるし、図形に関することなどは、目に見えるので、把握しやすいんですよね。
でも、小数点とか、平均とか、そういうものの定義が理解できない。
ただ、平均は出てきた数字を全部足して、足した数で割るんだよ、みたいに、こうやって解くんだよっていうパターンは、基礎の基礎のものなら覚えて対処できるんです。
ただ、理由がわかってやってるわけではないので、1つでも違うパターンが出てくると、もうお手上げ。
公立小学校の、あの簡単な白いテストは、まぁ、10点〜40点くらいが普通かな〜?
60点だと、おお!!すごいね!となるくらい。
最近、小6のジョージに聞かれることがある。
マミー、
どうして、ぼくは、
100点が取れないんか?
マミー、ぼくはな、
100点が取りたかったのよ…。
成績表をもらってきた日。
マミー、ぼくはな、
どうして『よくできる』のところに
○がないのかなぁ?
ぼくはな、
『よくできる』があったらな、
いいなぁ〜っと思ってたのに…
「なんで、ぼくはできないの?」と聞かれる事が増えたなぁ。
んー、昔の私だったら、きっと、「なんで、それくらいの事ができないの?」って思ったり、「もっとがんばりなさい」って子どもに言ってたと思う。
でも、「なんでできないの?」って親から聞かれても困るよね。
「なんでうまくできないんだろう?」って、子ども自身だって困ってるんだから。
それに、親が「こんなこと」ってちっぽけに思う事が、子どもにとったらすごく大きな壁でチャレンジなのかもしれない。
だから、私は「どうしてできないの?」じゃなくて、「どうやったらできるようになるかな?」って常に考える。
かといって、いつもそれがうまくいわけでもなくて、こうやったらできるようになるかな?と思ってやってみても、全くもって変化しないこともあるしね・・・・(笑)
でも、「どうしてできないのよ!」って思うヒマがあったら、「どうやったらできるようになるかな?」って考える方に時間を割く方がいいな~と思って^^
「なんでできないのよ!」ってついついイライラしちゃうママは、ぜひ、「何をしたらできるようになるのかな?」って考えてみてほしいなと思います。