私の親と、理想の教育

明けましておめでとうございます。

2021年一発目のリサのブログ、いってみよ~!

 

リサ
リサ
こんにちは~!
今年の目標は萌えをとことん楽しむ!(笑)の【#おうち英語ならSG】のリサです

 

数週間前、珍しく父親から突然メールが来ました。

 

「年賀状の印刷がお手上げなんやけど、時間あったらヘルプ頼む」

 

 

我が家も、両親も、全員ガラケーユーザーなので、未だにやり取りはド〇モのメール連絡のみ。

 

必然的に、必要な連絡のみのやりとりになりがち。

 

特に父親からは余程の事がないとメールさえこないので、年賀状作成に相当困っていたと思われます(笑)

 

ものすごーーーーく近くに住んでいるのですが、特にしょっちゅう行き来するわけでもなく。

お互い何か用事があれば・・・・みたいな感じです。

 

 

でも、やはり両親と近くに住めるというのはいいですね。

先日、時間が出来た時にささっとプリンターと年賀状アプリのインストールや設定などをしてきました。

 

 

ヘルプが完了し、「じゃあまた〜」と帰ろうとしたら

突然、父親に質問されました。

 

 

 

「あの、SGラジオはどうやって聞くんや?」

 

 

爆笑!!!!!

SGラジオの存在、バレてる!!(笑)

 

たまに私のブログを読んでくれてるらしいのは知ってたんですが、これを聞かれたのはまだ第一回目を配信しただけの頃だったので、まさかそんな最近の企画のSGラジオまで把握しているとは予想外www

 

「ブログ記事のプレイボタンで再生できるよ〜」とだけ伝えましたが、果たして聞いてくれたんでしょうかね??

 

 

ってか、私、ラジオでヘンな事言ってなかったかな・・・(笑)

 

 

で、SGラジオを聞こうとしてくれていた父親。

 

私が小さい頃は、典型的なサラリーマンでした。

 

平日は私が起きる前に出勤し、私が寝てから帰宅。

土曜も仕事で、日曜は疲れて寝てる、みたいな。

 

私の記憶力がヒドイせいもありますが、正直、父親と色々と関わった記憶がほぼありません。

 

思い出らしき写真はあるものの、遊んでもらったり、いろんな場所に連れて行ってもらったりという記憶も申し訳ないほどほぼありません。

 

今も、どうしても必要な事だけメールで用件連絡のみ。

近所に住んでいるものの、贈り物を送りあったり、しょっちゅう集まったりしゃべったりする事もほぼありません。

 

仲が悪いわけではありませんが、特段、仲がいいわけでもなく。

 

他の親子に比べたら、結構ドライな感じなのかな・・・??

 

 

でも、不思議な事に、私にとって「こういう人でありたいな」というロールモデルというか、一番尊敬している人は間違いなく父親なんですよね。

 

昔はわからなかったけれど、私も色々な事を経験した今、純粋に人として心底すごいなと思える。

 

 

 

とにかく人に寛大で懐が広く、自分の考えはあるけど、正論を人に押し付ける事はしない公平さ。

 

攻撃的で対立姿勢の相手にも、正論・持論を捨てて、穏やかに折れる事ができる強さ。

 

どんな相手も「でも、こういうとこが、いいとこだよね。」と言える優しさ。

 

大変な事があっても人に愚痴ったり八つ当たりせず、ハンドリングしきれない人が気づかないように裏で処理する心配り。

 

終わったことには無駄に固執せず、過去に流して蒸し返さないサッパリ感。

 

そして、自分のダメな部分も認める素直さと、読書・勉強・努力の向上心。

 

交友関係も趣味も適度に楽しむバランス感と、家族と仕事への責任感。

 

もちろん周りの人がどう思っているかは違うかもしれないし、私が見えないところで色々とあるかもしれませんが、とにかく少なくとも私は人として父親の事を心底尊敬しているし、こんな人でありたいと強く思う。

 

 

親として理想の教育ってなんだろう。

 

私は父親から特に厳しく叱られたこともないし、色々と介入されたこともない。

 

こういう事も考えた方がいいかもね。

僕はこう思うよ~。

 

というアドバイス?というか意見は必要な時には伝えてくれるけど、私の判断に介入することはなく、私が決めた事には

 

そうか~、じゃあ、それでがんばって。

みたいな。

 

子どもにめちゃくちゃサポートして、色々と教えてあげてあげたり、デキる事を伸ばせる環境を作ってあげている親ももちろんすごいと思うし、素晴らしいと思う。

 

私は、いわゆるそういう感じのサポート?はあまり受けていない気がする。

 

だけど、父親が言動と姿勢を淡々と見せてくれた事が、最大のサポートだったと思っている。

 

 

「わくわくして学ぶ」「好きな事だけして伸ばす」みたいなのもステキだけど、それだけが万人にとってベストな教育だとも思わない。

 

逆にワークをたくさんしていたり、習い事をいっぱいしてる=子どもが楽しんでいないとかでもないと思う。

 

全てはケースバイケース。

 

もしかしたら、子どもがわくわく学んでいるように見えて、実は親が自己満に浸っているだけかもしれない。

 

もしかしたら、物理やアートやスポーツ等にハマるお子さんと同じように、ワークや決まったルーティンをこなす事が楽しくてたまらない子もいるかもしれない。

 

好きな事をつきつめたり、突出したスキルを伸ばしてあげるのはすごくいいと思うし、私もできるならやってあげたい。

でも、見えるものが突出してなくても、ある程度ソツなくできるのも、その子の優れたスキルの一つだとも思う。

 

変わり者でも一目置かれるような生徒もいれば、問題ばかり起こすけど友達からは信頼があつい生徒もいれば、マジメな学級委員タイプなど色々いるからクラスは回るんだと思う。

 

何かにハマっていきいきする人もいれば、ハマらないけど全てをバランスよくする人もいる。グイグイ引っ張るリーダータイプの人もいれば、リーダーを裏で支えるタイプの人、ただついていくのが好きなタイプの人もいるからこそ世界は回るんだと思う。

 

「子どものあるべき姿」と「理想の教育」というのは、持論があるならしっかり持てばいいし、他の人はその人の持論を持てばいい。

 

どんな教育を子どもにするかは、ひとそれぞれ経験も考え方によっても違うし、それぞれでいいんだと思う。

(もちろん虐待とかは「それぞれでいい」わけではありませんが。)

 

私は私がいいなと思う事を子どもにしするけれど、人にとってもそれがいいはずだと押し付けないようにしないといけないと思う。

 

お互いいいなと思える人ややり方を参考にしつつ、違う意見は対立姿勢ではなく、まずは理解してみようという聞く姿勢の上で疑問点は議論もしつつ。

 

いいなと思うものが似ている人たちが集まればいいし、どうしても理解出来ず相容れなければお互い介入せず住み分けすればいいのかなと思う。

 

 

 

結局、私の理想の教育ってなんだろう。

 

子どもに介入しすぎない。

自分自身がこうありたいと思う人に近づく努力をする。

親としてその姿を見せる。

そうする事で、自分が大事だと思っている事を子どもたちも大事だと感じてくれる。

長い時間をかけてね。

 

突き詰めると、今の私が思う理想の教育はそういう事なのかなと思う。

 

 

そして、私が親として見せたい姿というのは、私が見てきた父親の姿だと思います。

 

 

子育てしはじめてようやく18年。

まだまだ偉そうに自分の教育論を語れる立場でもない。

 

でも、いつか遠い将来、子どもたちが今の私と同じように思ってくれるような親になれたらいいなと思う。

 

そうなったら、やっと私は親として少しは子どもの役に立つ、私の理想の教育ができたのかなと思える気がします。

 

 

私にとっては人生で本当に大事だと思える事、大事にしたいと思える事を、何もうるさく言わずに教えてくれた父親に本当に感謝しています。

 

 

とはいえ直接伝えた事もないし、こっぱずかしくてできないんだけど、ブログ読んでくれてるらしいので一言だけ(笑)

 

 

パパへ

常にそっけなく、全く親孝行できてない娘でごめんなさい。

 

本当にありがとうございました。

 

あなたの娘で、私は幸せです。

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