14年という歳月。最低の母だった私。

先日は、長女リリの14回目のバースデーでした。

14年前、アメリカで初めての出産を前にちょっとドキドキ。

初産なのに予定日より2週間も早く、突然、トイレで用を足しているときに破水しはじめた私。

 

リサ
リサ

ん?やばい!!

私、年とったんかも!!

にょ・・・・尿モレがとまらん~!!

 

と、大きな勘違いでスタートした出産(笑)

 

かなり小さ目に生まれた長女ですが、食べるのが大好きで、すくすく育ち、14歳になりました。

 

 

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「いつも素敵な育児されてますね」とか言われますが・・・

私、本当に、昔、子どもが嫌いだったんです。

一人っ子だったし、兄弟もいないし、甥っ子、姪っ子もいない。

自分より小さい子を世話したり、遊んだりした経験が本当に乏しかった私は、母性本能ゼロ。

 

特に、レストランでギャーギャー騒いでいる子どもとか、スーパーで走り回ってる子どもとか、「親はどこ!?なんとかしろよ」と本気で思ってました。

 

妊娠・出産してからもしばらくは、長女さえも、もはや、どう接していいかわからない、未知の物体。

泣くからおむつを変える。

泣くから授乳する。

泣くから抱っこする。

育児ノイローゼ気味になりながら、義務感だけでやらなければならない最低限の育児だけをしていて、語りかけはどの言語でも皆無。

 

遊んであげるなんて、何も反応しない赤ちゃんに意味はないし、会話ができない赤ちゃんに語りかけるなんて恥ずかしくて無理!と本気で思ってた。

 

自分で決めたスケジュール通りに昼寝してくれない長女にイライラして、八つ当たりして、壁にものを投げたり、育児日記に「子どもがいなければよかったのに」なんて書いてた、最低な母親だった私。

 

授乳もうまくいかないし、離乳食もどう進めていいのか手探りだし、ダンナはアメリカ国内で単身赴任だったため、長女と私で二人でひたすら時間をつぶす日々。

 

家にパソコンはなく、もちろんスマホもなかった当時の私。

 

今のように、ネットですぐに疑問を検索できるわけでもないし、SNSで母語で繋がれる友達がいるわけでもない。

 

近くにいる日本人を探すのも、今じゃネットで簡単だけど、当時はそんなのなかなか見つからない。

 

たまーーーに電話代を気にしながら国際電話で日本にいる親と少し話すだけ。

 

今でこそ、ネットでイベント検索とかできるけど、当時はなんか楽しそうなイベントがあるかどうかなんて、新聞読んでもわからない。

英字新聞だし、全部ちゃんと読めないし!(笑)

 

一人目の育児は、本当に苦労の連続で、孤独との闘いでした。

14年って・・・・。

早いな~。。。。としみじみ。

長女には、本当に申し訳ないような育児をしてきて、後悔だらけ。

でも、14年の間に私もちょっとは親として成長できたかな・・・。

 

 

リリへ・・・。

ダメダメだった私に、子育ての素晴らしさと楽しさを教えてくれて、ありがとう。

いつも、ジョージとジャスミンの最高のお姉ちゃんでいてくれて、ありがとう。

これから、どんどん私たちの手を離れて行くリリを本当は近くに捕まえておきたいけれど・・・・

リリの幸せに向かって飛び立つのをダディもマミーも全力で応援したいと思います。

We love you!!

 

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で、誕生日パーティ、、、というほどのものでもないのですが、今年はケーキを奮発して、お高い抹茶ケーキ。
(なぜ、抹茶ケーキかというのは、こちらの記事参照)

 

何が欲しい?と聞いても、何もないというので、現ナマをプレゼント!

 

が、それはそれで「え?これだけ?」と、ビミョーに不満そうなお年頃のリリ。

 

どないせーっちゅーねん!

 

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