逆算vs積み上げ

リサ
こんにちは~!
今年はなるべく本を読みたいなと思っている【#おうち英語ならSG】のリサです

 

大晦日にアップした「2022年の〆ブログ」
https://blog.ouchieigo-sg.com/lisa-matias-blog/lisas-inside-head/24838/

ここに書いたように、2023年のテーマは「逆算」。

人の思考傾向の一つとして「逆算思考」型と「積み上げ思考」型という分け方があって、視覚優位・聴覚優位などと同じように、思考の傾向も自分や自分の子がどちらにどれだけ寄っているかを知る事は、おうち英語でも人生でも結構大事なんじゃないかと思う。

簡単に違いを説明すると

逆算思考の人は、しっかりとした目標を立て、そこから逆算して今何をすればそこに到達するのかを考える人。

積み上げ思考の人は、特に目標はなくても、今できる事を積み上げ、出来るところまでいこうと考える人。

 

こういう違いや傾向というのは、視覚優位などの話と同じく、0か100かではなくて、どちらの傾向が強いか弱いかであって、どちらかが優れているとか、どちらかが劣っているということではありません。

 

単に、自分はどちらの傾向が強いのかを知る事で、自分に合った計画の立て方や目標の設定の仕方を工夫すればいいのではないかなと思います。

 

例えば、明確な目標があると俄然モチベがあがるけれど、目的なくなんとなく継続する事がすごく苦手なタイプの人は、まず目標を設定し、逆算思考で何をすべきかを決め、マイルストーン的にスモール目標も設定し、少しずつクリアしていくイメージでやれるとモチベキープしやすいですよね。

ドラクエ系のRPGゲームのような感覚。

 

逆に、目標ややるべきことを決められると途端にやる気が失せたり、焦ったりしてできないというタイプの人は、目の前でできる事をマイペースにやっていき、たまに振り返って何が出来るようになったのか、どれだけ進んだかを確認できるといいかも。

あつ森系のシミュレーションゲームのような感覚。

 

 

あと、どちらか一方のやり方だけを使うのではなく、適宜必要な部分でより適した方を使うというイメージでいるといいのかなとも思います。

 

例えば、おうち英語では「高校卒業時点で海外有名大学にパスできる英語力をつけさせたい」みたいな明確な目標があるのであれば、ある程度、何歳までにどれだけのボキャブラリーやリーディングスキルを身に着けておくべきなのかという目安は出せますし、そこから逆算して毎日何をどれだけ取り組めばいいかを考えればいいですよね。

中学受験では、志望校がはっきりしているのであれば、そこに到達できる力を付ける為の勉強を日々こなさなければならないですよね。

 

逆に、おうち英語で「まぁ、英語で困らないくらいになればいいのかなぁ」みたいなぼんやりとしたイメージだけがある場合は、とりあえず、目の前でできる事を積みあげていき、子どもがどのように成長していくかを見ながら、こんなに話せるようになった~とかでもいいわけです。

中学受験なら、とりあえずできる勉強を積みあげていって、培ったレベルで行けそうな学校で、かつ、子どもが行きたいと思う学校を選択するイメージ。

 

おうち英語のコミュやコンサルを選ぶ時も、中学受験の塾を選ぶ時も、自分たちの方向性とタイプに合ったものを選ばないとしんどいのではないかなと思います。

 

なので、私はコンサルするときに、相手が逆算タイプなのか積み上げタイプなのかを分析した上で、目標設定から具体策まで考えます。

 

自分がザ・逆算思考な場合、人にも「目標に向かってがんばれ!」みたいな根性論を押し付けてもイマイチだし、ザ・積み上げ思考な場合、人にも「とりあえずやれることだけやろ~」みたいなゆるゆるオファーするだけでは引き上げられない。

 

こういう思考タイプがあることと、どういうバランスで、うまく活用していくかという事は大事だなと思うし、とりあえず、いろんな人と話したりコンサルする時に、その人がうまく言語化・イメージできない攻略方法を考えるのが楽しいタイプ(←たぶん変人)

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